GPSによる地震発生時の電離層擾乱観測
Earthquake's Ionospheric Disturbance Observed
by GPS
(有)笠井デザインオフィス 笠井晶二 |
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本研究では地震及び津波により引き起こされる電離層擾乱をGPSによるTEC(電離層総電子数)観測により検出した事例を紹介し、
GPSによるTEC観測が防災システムとして利用可能であることを示す。対象とした地震は以下の2つである。
・北海道十勝沖地震 発生時刻:2003年9月26日午前4時50分(LT)
震源位置:北緯41.7度、東経144.2度 マグニチュード:7.0
・スマトラ地震 発生時刻:2004年12月26日 00:58:53(UTC) 震源位置:北緯3.307度 東経95.947度 深さ:30Km マグニチュード:9.0
地震による電離層擾乱(十勝沖地震,地震発生から約10分後)(アニメーションGIF: 4.6MB)
笠井晶二, GPSによる地震発生時の電離層擾乱観測, 第19回大気圏シンポジウム, 2005 (PDF:377KB)
電離層大擾乱時VTECマップ (2004年11月8日) (アニメーションGIF: 9.3MB)