日記・備考録
Diary/Memorandum

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2016/01/01〜

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2015/12/30

Winタブ3兄弟の諸元一覧。OSは全部Windows 10。一番使いやすいのはONDA。サイズと重量が絶妙で、A4 PDFが頁表示で実用的に読める所が吉。Sufaceは重すぎ、LAVIE Tabはやはり少し画面が狭い。

Winタブ サイズ 重量 ディスプレイ CPU RAM フラッシュ I/O 購入
Surface Pro 3 292 x 201 x 9.1 mm 800 g 12" (2160 x 1440) Core i5 4300U 8 GB SSD 256GB WiFi, BT, USB 3.0, mini displayport, micro SD 2014/7
ONDA V919 Air CH 240 x 170 x 7.9 mm 450 g 9.7" (2048 x 1536) ATOM X5-8300 4 GB eMMC 64GB micro USB, micro HDMI, micro SD 2015/12
LAVIE Tab W PC-TW508BAS 215 x 126 x 9.9 mm 370 g 8" (1920 x 1200) ATOM Z3736F 2 GB eMMC 32GB WiFi, BT, micro USB, micro HDMI, micro SD, GPS 2015/12

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PRECIS続き。

(1) COM2はLOGコマンドが正常に働く。COM1は正常に働かない。
(2) COM2からRTCM3メッセージ (MSM5) を出力させるコマンドファイル。L1/B1のみ。ただしMT1085の搬送波位相は出力されない。またMT1020内容は異常。10Hzも出力可能。

INTERFACEMODE COM2 AUTOMATIC RTCMV3 ON
LOG COM2 RTCM1075 ONTIME 1
LOG COM2 RTCM1085 ONTIME 1
LOG COM2 RTCM1125 ONTIME 1
LOG COM2 RTCM1019 ONTIME 1
LOG COM2 RTCM1020 ONTIME 1
@
UNLOGALL COM2

(3) COM2からRAWメッセージを出力させるコマンドファイル。RANGEまたはRANGECMPで観測値 (L1/B1のみ) を出力できる。GPS/GLO/BDSのエフェメリスも。10Hzも出力可能。ただし形式はUB351のマニュアルとは異なる。

INTERFACEMODE COM2 AUTOMATIC AUTOMATIC ON
LOG COM2 RANGE ONTIME 1
LOG COM2 GPSEPHEM ONTIME 30
LOG COM2 GLOEPHEMERIS ONTIME 30
LOG COM2 BD2EPHEM ONTIME 30
@
UNLOGALL COM2

(4) GPS L2, BDS B3を有効にするコマンドは見つかっていない。有効にするためには多分AUTHCODEを入れる必要があるのでは?
(5) (3) を使いフォーマットを解析してデコーダを書けば、1周波GPS/GLO/BDS受信機としては使用可能。

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2015/12/29

PRECIS色々と残念。

(1) Manual table 2-1 COM2のRxDとTxDは反対。COM2データが出力されないのはこれが原因。添付された2本のケーブルのTxDとRxDの色分けが反対となっており、COM2の接続を間違えていたのが原因。
(2) COM2からはRTCM1004,1012 (GPS/GLO L1/L2),1074,1084,1124 (GPS/GLO/BDS MSM4) は出力可能。ただし全てL1 (G1,B1) のみ。GPS/BDSのL2/B3は出力されない。1084のL1搬送波位相も出力されない。
(3) COM2からはRTCM1019,1020 (GPS/GLOエフェメリス) は出力可能。ただし1020の内容は明らかに不正。
(4) BDSのエフェメリスを出力させる方法は不明。

なお、ManualにはFiremware upgradeしろと書いてあるが、怖いのでまだ行っていない。

仕様にはGPS L2, BDS B3サポートと明記されているので当然クレームを入れる。正直、\10万出して延々とβテスタやりたくないのだけど。

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秋月の2CH USB-serialが来たのでPRECISを少しいじる。なんかCOM2からデータが出ないのだけど、とりあえずLOG VERSIONが使えることは分かった。

Input: LOG COM1 VERSION ONCE 1 0 NOHOLD
<OK
<VERSION COM1 0 94.000000 FINE 1877 220677.000000 00000000 14 0
< 1
< "ENCLOSURE" "B1G1R1E0S-RBD0011-S200-P200-L:2115-1-26" "08010100XXXX-941101152100XXX" "UB351" "R4.03Build14691" "1.4-7174" "0x00000XXX" "2015/11/20"

ということで、受信機ボードがunicore UB351であることは確定。unicoreのWebサイト行っても英文マニュアルがないので、仕方ないので中文版COMMANDS and LOGS Reference Bookを落とす。

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2015/12/28

Digikey RFアンテナ - Tallysman

DigikeyでTallysman wirelessのGNSSアンテナ取り扱っていることを発見。定番TW2410が\10,394、Reach付属のTW4721が\6,884、L1/L2対応のTW3865が\28,834 (税別)。

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ONDA V919 Air CH来た。初中華タブ。製品としては特に問題ない。中国製品って未だ安かろう悪かろうのイメージ強いのだけど、有名所は既にそんなことはない。ということで、これで12 (Surface), 10 (ONDA), 8 (LAVIE) とWinタブ3兄弟が揃ったので、RTKLIB 2.4.3 (もしかすると2.5.0) にはタブレット特化したGUIが入るかもしれない。

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2015/12/26

年内に予定されていたGLONASS-Mの打上が来年に延びたので、例年通り今年の測位衛星打上をまとめておく。

 Date/Time (UTC) Satellite Orbit Launcher  Launch Site Notes 
2015/03/25 18:36 GPS Block IIF-9 MEO Delta-IV Cape Canaveral, US G26 
2015/03/27 21:46 Galileo FOC-3, 4 MEO Soyuz ST-B Kourou, French Guiana E26, E22
2015/03/28 11:49 IRNSS-1D IGSO PSLV Satish Dhawan SC, India 111.75E 
2015/03/31 13:52 BeiDou-3 I1 IGSO Long March 3C Xichang, China C15
2015/07/15 15:36 GPS Block IIF-10 MEO Atlas-V Cape Canaveral, US G08
2015/07/25 12:28 BeiDou-3 M1-S, M2-S MEO Long March 3B Xichang, China ?
2015/09/10 02:08 Galileo FOC-5, 6 MEO Soyuz ST-B Kourou, French Guiana E24, E30
2015/09/29 23:23 BeiDou-3 I2-S IGSO Long March 3B Xichang, China ?
2015/10/30 16:13 GPS Block IIF-11 MEO Atlas-V Cape Canaveral, US G10
2015/11/10 21:34 GSAT-15 (GAGAN) GEO Ariane 5 Kourou, French Guiana 93.5E
2015/12/17 11:51 Galileo FOC-8, 9 MEO Soyuz ST-B Kourou, French Guiana E??, E??

SBASペイロード搭載機を含めて計15機。2010年 (13機)、2011年 (14機)、2012年 (12機)、2013年 (3機)、2014年 (13機) と比較して見ても、打上の多い年であった。

来年の予定は、GLONASS-M (1月)、IRNSS-1E (1月)、GPS Block IIF-12 (2月)、IRNSS-1F (2月)、IRNSS-1G (3月)、Galileo FOC-7,10,11,12 (10月)、GLONASS-M×3 (時期不明)、Galileo FOC-13,14 (後半か2017年)、BeiDou-3 I3S (時期不明)。全部で15機。打上予定はSpaceFlightNowNASA SpaceFlight.com Forumから拾っている。GPS Block IIIの打上予定は見つけられなかった。OCX (Next Generation Operational Control Segment) 開発日程遅れの報道もあり、GPS Block III初号機の打上は2017年以降にスリップする可能性が高い。なお、2017年にはQZSS-2, 3の打上も控えている。

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2015/12/25

Tersus-GNSSのPRECIS-L1L2受信機来たよ。受信機ボードにラベル等はないが、部品配置はunicoreのUB351と非常によく似ている。取説等は一切付属していないが、ケースが付属していたのは意外。取説。給電はMicro USB。USB-Aコネクタが実装されているが取説に記載がないので使えるか不明。I/FはTTLレベルのUART×2。ケーブルは付属しているが、PC接続にはUSB-serial等を用意する必要がある。マザーボードに載っている小型基板はIMUらしい。コマンドはNovAtelのサブセットっぽい。LOGで出力可能なメッセージはBD2EPHEM, BD2IONUTC, BESTPOS, TIME, GPGGA, GPGSA, GPGSV, GPHDT, GPZDA, COMCONFIG。基準局データはRTCM3, RTCM2.3またはCMR。基準局用にINTERFACEMODEをRTCMV3にしてRTCM1074,1084,1124 (MSM4 GPS,GLO,BDS), 1005 (station coordinate) を出力できる様だ。これ以外のメッセージが出力できるかは不明。まあMSMを出力できるので後処理用に最低限RINEX OBS生成はできそう。

2周波受信機としては破格に安いけど、相当に受信機に慣れた人でないと使いこなせないと思うのであまりお勧めはしない。

なお、u-blox M8(T?)×2を載せたPrecis-liteというRTK受信機 ($299) も開発中とのこと。×2というのはGPS+GLO+BDSで使えるということだと思うので発売されたら買ってしまいそうな気がする。

補足: 低価格2周波受信機が有望なのは当然低価格PPPに使えるからである。その点、PrecisがGLONASS L2(G2) をサポートしていないのは痛い。開発はしているみたいだけど。F/Wアップデートだけで対応してくれるといいなあ。(12/27追記)

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2015/12/23

Reachメモ:
(1) ReachViewの起動設定:
/etc/systemd/system/multi-user.target.wants/reach-setup.service -> /usr/bin/reach-setup -> /home/reach/ReachView/server.py

(2) ReachView (server.py): Flaskベースのwebアプリ。

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2015/12/21

先日来たLAVIE HZは、ないと仕事にならないのでOffice付きで購入した。調べるとこのOfficeは「Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービス」だった様だ。実はこの「Office 365サービス」には、追加で2台のタブレット (iPadおよびAndroidタブレット含む) 及び2台のスマホでOfficeが使える権利が付属している。ということで、LAVIE Tab WにもOfficeをインストール。インストールはウインドウズストアでダウンロードして、Officeアカウントで「Officeアプリの入手」を実行するだけ。これでLAVIE Tab Wでもフル機能のWord, Excel, Power Point 2016が使える様になった。使用期限は購入から1年間で、それ以降の更新には\6,264/年必要。

補足: 激安中華タブ。Win 10, Atom X5-8300, 4GB+64GB, 9.7inch (2048 x 1536), 450g。技適が付かないのと、バッテリが持たないらしい。Winタブ気に入ったので、10 inchの良いのが出たらまた買ってしまいそうな気がする。(12/22追記)

再補足: 国産Winタブ。LAViE Tab Wとほぼ同じスペックだけど\2万以下で少し薄い。(12/26追記)

再々補足: ウインドウズストアでダウンロードできるのはOffice mobile版のみ。Office 365サービスによるWindowsタブレットへのOffice (フルセット版) の追加インストールはofficeの「マイアカウント」でサインインして「Officeアプリの入手」- 「インストール」を実行する必要がある。ただこの方法では対象プログラムを選択できない様だ。上でWord, Excel, Power Pointだけ選んでインストールできたのはどうもLAVIE TABにOfficeがプリインストールされていたかららしい。インストール方法がとても分かりずらい...。(12/28追記)

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InsideGNSS, ABI Research GNSS IC Vendor Report Shows u-blox Joining Top 3, December 7, 2015

ABI research調べの今年のGNSS ICベンダランキングで、u-bloxが、Qualcomm、Broadcomに続き3位に食い込んだとのこと。なお、4位はMediaTek、5位はSTMicro。u-blox入っているスマホってあるのかな。あればスマホでRTKできるかも。

補足: ちょうどu-blox社の記事。(14:10追記)

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Winタブ安くて使いやすいなあ。不満はバッテリ位。2時間の映画見たらバッテリが66%から6%まで減った。PCがあればEdison要らないので、WinタブにCSG shopのM8Tカードを組み合わせるのが、RTKには今一番安いかも。RTKPLOTのGoogle Earth Viewも使えるし。なおM8T、NMEA全部disableにしないと5Hzは出ないので注意。

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2015/12/19

LAVIE Tab W PC-TW508BASにはGNSSチップセットとしてBroadcom BCM4752が搭載されている。サポートされる衛星系はGPS, GLONASS, QZSS, SBASである。下の(8)の手順でこのドライバもインストールされるが、直接NMEA等を出力できる訳ではない。調べるとWindows 7で導入されたSensor and Location APIと呼ぶ標準APIでアクセスする様だ。このAPIをサポートするアプリはまだあまりない様だが実はu-centerでサポートされている。なぜか最新版の8.18ではこのAPIで受信機を選べなくなってしまったので、u-center 8.13を使う。u-center 8.13のメニュー「Receiver」-「Sensor API」-「Broadcom GNSS 4752 Geolocation Sensor」を選択。なお、感度はあまり良くなくて屋外でないと信号捕捉してくれない。

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ということで、\15,000以下で、解像度1920x1200で普通にWindows 10が動くタブレットが手に入った。Xpedia Z3 Tablet Compactに比較すると、少し分厚くて重いのだけど、何より使いなれたWindowsなので快適。特にWindows 10でタブレットモードとデスクトップモードを簡単に切り替えられる様になって、とても使いやすくなった。相変わらずウインドウズストアのアプリはあんまりないけど。

補足: 今回購入したのはOffice欠品の未使用品。メーカ保証1年付き。OSアップデートで最新型と同等。調べた範囲ではOffice付でも最安\2万以下で買える様だ。なお、最近ではAndroidとのデュアルブートの中華タブでもっと安いものも出ている様だ。(14:43追記)

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LAVIE Tab W PC-TW508BASが来たのでセットアップ。1世代前の機種でWindows 8.1なので起動後すぐにWindows 10にアップデートしようとしたが、ハマる。アップデート途中でバッテリが切れたのが悪かったのか「再起動時に以前のバージョンのWindowsに復元しています」→再起動、を繰り返す様になってしまった。仕方ないので、回復パーティションからリカバリしようと思ったらブルースクリーンで落ちる、どうしようもない。ということでWindows 10をクリーンインストールすることにした。以下手順メモ。

(1) Windows 10 「メディア作成ツール」をダウンロード。
(2) メディア作成ツールを実行し「他のPC用にインストールメディアを作る」を選択。今回の場合「アーキテクチャ」は32bitを選択。
(3) USBメモリ (今回は4GBを使った) にインストールメディアを作成。
(4) LAVIE TabのOTGコネクタにUSBハブとUSBメモリ、キーボート・マウスを接続。なおインストール中にタッチパネルが使えないのでキーボード・マウスは必須。
(5) LAVIE Tabの電源ボタン+音量+ボタンを押して起動し、BIOS設定へ。Boot先として[USB Hard Disk]を選んで[Save Canges and Reset]。なおBIOS設定ではタッチパネルが使える。
(6) Windows 10のクリーンインストール。
(7) 再起動後BIOS設定を起動。Boot先として[Hard Disk: Windows Boot Manager]を選んで[Save Canges and Reset]。
(8) インストール直後はタッチパネルを始めデバイスは殆ど使えないのでドライバをインストール。ドライバはWindows 10アップデート時バックアップメディアの$WINDOWS.~TMP\DRIVERSの下に保存されている。これをディレクトリごとUSBメモリにコピーして、LAVIE Tabに接続。デバイスマネージャで「不明なデバイス」を選択→「ドライバソフトウェアの更新」→「コンピュータを参照してドライバーソフトウェアを検索」→ドライバディレクトリ指定 (サブフォルダも検索する)、で「不明なデバイス」のドライバを全部インストール。
(9) Windows 10 再起動。以上でやっとタッチパネルが使える様になる。
(10) (8) のDRIVERSは再インストール時に必須なのでバックアップをとる。
(11) 二度とWindow 8.1に戻すこともないのでdiskpartを使って回復パーティションを削除。「ディスクの管理」でCドライブのボリュームを拡張。これで概ねCドライブの空き容量が18GB位。マイクロSDでドライブ追加できるしこれくらいあれば十分。
(12)
インストール時に認証キーが必要になるかと思ったら、何も必要なく自動的に認証されていた。これは、マイクロソフトアカウントにWindws 8.1での認証データが残るのかも。

補足: 今回の場合、内蔵フラッシュの容量が足りず旧バージョンバックアップを外付USB-HDDに取る様にしたので、たまたまドライバ一式をそこから復旧できた。クリーンインストールの場合、これがないとどうにもならないので、Windows 10アップグレードまたはインストールする前に最低限ドライバ一式のバックアップを取っておいた方が良い。(13:45追記)

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2015/12/18

NASASpacefight.com, Arianespace Soyuz ST-B successfully launches Galileo duo, December 16, 2015

2015/12/17 11:51 UTC, Galileo 11,12号機, フランス領ギアナ クールー宇宙基地より, Soyuz ST-Bロケットで打ち上げ成功。なお、衛星はFOCとして7,8機目だが、製造番号としてはFM-08,09でFM-07は次の打上のため保管中。軌道スロットはC2, C7で、これで (予定軌道投入に失敗したFOC-1,2号機を含め) 3プレーンに4機ずつ衛星が配置された。今後、2016年10月にAriane 5で4機、2016年後半か2017年前半にSoyuzで2機、2017年か2018年にAriane 5 で4機×2回の打上が予定されている。2020年のフル構成30機 (8機×3プレーン+スペア6機) には追加4機の衛星が必要だが、ちょうどこの調達が始まったところとのことである。(SpaceFightNow)。

補足: Arianespaceの打上ビデオ。lift-offは20:00あたり。補助ロケット切り離し (22:02) がカッコいい。Galileo/EGNOSの紹介や関係者インタビューも沢山出てくる。(8:43追記) 飛ばし飛ばし最後まで見てしまったが、解説もついて分かりやすいとても良い番組。(9:44追記)

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2015/12/17

Youtube, Meet the 26-Year-Old Hacker Who Built a Self-Driving Car ... in His Garage

面白かったので貼っておく。ルーフの上に載っているのはVLP-16かなあ。これ\100万以下で買えるんだ。でも可動部もあるし\10万以下にはなりそうもない感じ。Auto drivingの普及にはLiDARの価格がネックになりそう。

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NV08C-RTK-A

NVS社のNV08C-CSM×2を載せた姿勢計用GPS/GLO受信機カード。"Individual GLONASS group delay calibration" とあるので一つ一つIFBを測ってフラッシュに書き込んで出荷しているのではないかと思う。スプリッタがあればゼロ基線でのIFB校正は容易なので、RTKLIB 2.4.3ではGLONASS IFB校正用ユーティリティを追加する予定。

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SkyTraqのRTK受信機モジュールS2525FB-BD-RTKのEVK×2式が到着。研究評価用の特別価格で分けて貰ったので1式$??也 (送料、税別)。さて最近物を買ってばかりいる様な気がする。

補足: とりあえず消費電力だけ測る。USB給電、アンテナを繋いだ状態で5V 0.08A。Reachに比較すると1/3〜1/2の電力なので、例えば太陽電池だけで動く精密変動観測等への応用には良いかも。(11:27追記)

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ということで、Reachの母艦用にWindowsタブレットを注文。LAVIE Tab W PC-TW508BAS。Atom Z3736F、RAM 2GB、フラッシュ 32GB、8 inch、1920x1200、370g。今なら、メーカ製でもOfficeなしだと\15,000以下で買える様だ。AndroidもiOSもまだ開発環境の敷居が高いので、Winタブが安くて実用的になってくれば、無理して使う必要性はない。

補足: 現在、Androidの開発環境の主流はAndroiid Studio + Java、iOSはXcode + Objective-CまたはSwift。完全0からの開発なら導入はそれほど大変という訳でもないけど、多量の既存ライブラリや過去資産を使おうとすると、CかC++ベースでないと厳しいという感じ。Windows 10でタッチUIがかなり実用的になってきたし。(6:50追記)

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2015/12/16

何とか春までには2.4.3を出すぞ。

C++ Builder 10 Seattle

2.4.3ではWindow 10用のGUI部品に入れ替えるために開発ツール更新が必要。機能的にはC++ Builder Starterで十分なのだけれど、相変わらず64bitコンパイラが付かない様。64bitコンパイラは最低でも\10万以上になるのでちょっと迷っている。この機会にVCLからFireMonkeyに移行したいのだけど多分そんな工数とれないだろうなあ。

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>「1台の車に搭載されたコンピューターにウイルスを送れば、そのコンピューターからGPSの衛星を通じて全ての車にウイルスを送り
> 込むことが理論上可能です。この手法で100万台を一気に感染させれば、役所などの重要拠点に突っ込ませたり、赤信号でブレーキを
> 踏ませないで同時多発的に事故を引き起こしてすべての道路を通行不能にして封鎖できる」

ソースは東スポ (苦笑)。

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現行ReachViewだけだと、RTKRCVの内部状態が殆ど見れないのでトラブル原因が全く分からず、ちょっと実用にならない感じ。ということでRTKRCVを直接実行して動作確認。RTK-GPS-BDSであれば大体即時FIXする (1m基線、アンテナはTW4721 - GPS-703-GGG)。RTK-GPS-BDS 5HzでCPU負荷が8-10%位。RTK-GPSのみなら10Hzでも問題なく動く。消費電力はRTK-GPS-BDS 5Hz動作状態で5V 0.19〜0.23A (USB接続)。EdisonのWiFiをdisableにすればもう少し下がるかも。3.7V 1000mAhのLiPoで4-5H位という感じか。

ただ今のところ、エンドユーザから見た使い勝手がかなり悪いので支援環境が整備されるまで実用的に使うのは厳しいかも。ということでぼちぼちとRTKRCVの機能追加と支援ソフトの追加を行う予定。なお、最近は安くて実用的なWindowsタブレットが増えてきたので、従来通りGUI APはWindowsのみで、AndroidとiOSのサポートは行わないつもり。

メモ: ReachをUSBでPCにつないだまま外部アクセスするための設定。

(1) Edison:
$ sudo route add default gw 192.168.2.2 (PCのUSB LANアドレス)

(2) PC:
「コントロールパネル」-「ネットワークと共有センター」- 「アダプターの設定変更」-「ローカルエリア接続」(LAN側) -「プロパティ」-「共有」-「ネットワークのほかのユーザーにこのコンピュータのインタネット接続をとおしての接続を許可する。」をチェック 、「プライベートネットワーク接続の選択」→ USB LANを選択。

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2015/12/15

ちょっとだけReachを触ってみる。WiFiのセットアップは割と面倒なのでまずはUSB接続で。

(1) Edison用ドライバのダウンロードとインストール。以下からWindows 64-bit installerをダウンロードしインストール。

https://software.intel.com/en-us/iot/hardware/edison/downloads

(2) ReachをPCにUSB接続。以下デバイスとして認識されることを確認。

Intel Edison Virtial Com Port (COMx)
Intel Edison USB RNDIS Device

(3) コントロールパネル「ネットワークと共有センター」-「アダプターの設定の変更」でローカルエリア接続x Intel Edison USB RNDIS Deviceを右クリック。「プロパティ」を開く。「インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IP v4)」-「プロパティ」で「次のアドレスを使う」を選択。IPアドレスとして192.168.2.2、サブネットマスク255.255.255.0を設定。

(4) PuTTYで192.168.2.15にSSH接続。1GB位はhomeの空き容量がありそう。u-blox M8TのシリアルデバイスはttyMFD1で、速度は230400bpsに設定済みの様。RTKLIBのバージョンは2.4.2 p11。

Login as: reach
reach@192.168.2.15's password: reach

(5) server.pyというデーモンが動いている様なので、PC上のブラウザで192.168.2.15にアクセス。Web画面「Config」-「Start」ボタン押下。RTKRCVが動き出す。「Status」で状態表示できる。RTKRCVのStart/Stopおよび設定変更は「Config」で。Webインタフェースなのでスマホのブラウザからでも簡単に操作できる。

(7) 「Logs」- 「Rover: xx:xx xx.xx.2015 (0.4MB)」をクリックするとログのubxファイルがダウンロードできる。RTKCONVでRINEXに変換できる。

(8) ReachViewの本体は/home/reach/ReachView/server.pyの様。このあたりを書き変えればWebインタフェースを色々を変えられそう。

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Tersus-GNSS, PRECIS-B01

OSQZSSさんのブログで知ったTersusのRTK受信機。$1000以下だし、GNSS受信機コレクターとしては手に入れねば、と思って発注してしまいました。送料込みで$829也。エンジンはUnicore UB351のOEMぽいけど、GPS L2P(Y)ホントに受かるのとか、何でB1/B3なの、とかつっこみどころ満載である。

補足: このスレッドを読むとTersusは"new company in the market who make high performance and low cost RTK module for drones"とのこと。"in-house software loaded into onboard MCU" とあるのでF/Wは自社開発らしい。また、"Raw data output will be in debug mode, and it's not open to users right now" とのこと。RTKLIBでサポートするので是非フォーマットを公開して欲しい。(15:20追記)

ボード写真。(15:23追記)

開発はスイスESPLABのスピンオフであるGrosso Link。中国との関係も深い様だ。(15:57追記)

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2015/12/14

LAVIE HZのタッチパッドにこれ貼った。操作性がかなり良くなるのでお勧め。

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Stanford's 2015 PNT Challenges and Opportunities Symposium - 'R12', November 12-13

今年のスタンフォードPNTシンポの資料が公開されている。"India GNSS Paradigm"によるとGAGANは今年4月にAPV 1.0 (垂直誘導付進入) 認証を取ってサービスを開始している様だ。

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2015/12/09

トラ技 2016年2月号予告

某T誌。ただ「衛星クロック搭載!」とか意味不明である。

補足: イラスト等少し差し換わったみたい。「」(22:37追記)

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The Indian Express, India's latest communication satellite GSAT-15 successfully launched, November 11, 2015

2015/11/10 21:34 UTC, インドの通信衛星GSAT-15, フランス領ギアナ クールー宇宙基地からAriane 5 ロケットで打ち上げ成功。GSAT-15衛星にはインド版SBAS GAGANのペイロードが搭載されている。打ち上げはArabsat-6B衛星とのdual-launch。現行Ariane 5ロケットのペイロード打ち上げ能力は9.6-10.5トン(GTO), 9.1トン(2機GTO)とのことである。

ニュースを取り逃がしていたので遅まきながら追記。今年中にはあと Galileo-11,12 (FOC-7,8) (12/17) と、GLONASS-M (12/29) の打ち上げが予定されている。

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高須, RTK-GPS及びネットワークRTK-GPS測位技術 (A改訂), GPS/GNSSシンポジウム2007テキスト

ネットワークRTKの原理 (補正量計算部分) に酷いErrataがありご指摘を頂いて改訂した。今まで気付かなかったとは恥ずかしい限り。

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2015/12/06

LAVIE HZ 1晩たったら電源入らなくなって焦ったけど、どうもACアダプタのメガネケーブル断線でバッテリが上がっただけだった様。さすがレノボ品質である。

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2015/12/05

Outlook 2013は使ってストレスがたまる一方なので、結局Windows Live Mail 2009を何とか探し出して導入。「新規作成」で落ちないし今のところWindows 10でも問題なく使えている。

補足: Windows Liveおすすめパック (2009) のアドレス。公式サイトはことごとくリンク切れでダウンロードできない。(12/06追記)

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2015/12/01

某T誌用原稿を送る。来年2月号の特集記事で掲載されるはずなのでお楽しみに。

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LAVIE HZが来たのでセットアップ。予想した通り、電源コネクタが出っ張って邪魔なのと、スライドバッドの操作性が悪い。バッテリ持ちがVAIO Pro 13 (2013) に比べて3割落ちだし、全般的には微妙。Windows 10 やっぱり使いにくいし。

最大の問題はメーラ。今までWindows Live Mail 2009をずっと使い続けていたのだけど、Windows 10ではインストール自体難しい様 (Windows 10にアップグレードしたSurface Pro 3では使えているのだけど「新規作成」すると異常終了する)。なお、Live Mailは2010で酷い改悪があって最新版 (2012) でも直ってない。Outlookは画面レイアウトがダメダメだし。いまさらThunderbirdという気も。メーラがないと仕事にならないのでどうしよう。Windows 7入れ直すかなあ。

補足: Windows 10 コントロールパネルの出し方: スタートメニューで右クリック。(16:25追記)

再補足: 色々と試した結果メーラはoutlook 2013に移行することにした。(21:36追記)

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MCX-SMAの変換コネクタが届いたので、まずは、Reach付属アンテナ (Tallysman TW4721) のRTKテスト。基準局はGPS-703-GGG - OEM6/M8T、ローバはTW4721 - M8T、基線長1mでデータ取り。Reachのセットアップが面倒なので、M8TはCSG shopのLEA-M8Tボード。

以上M8T-M8TでRTK-GPS/BDS条件では概ね即時FIXする。詳細は後処理で確認予定。なおBDS C02は日本だと15度ギリギリで受かるのだけど、信号品質が悪いので除外した方が良いかも。なおC05はNovAtel, u-blox共に受かっていない。

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〜2015/11/30


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