日記・備考録
Diary/Memorandum

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2024/07/10

MatRTKLIB (https://github.com/taroz/MatRTKLIB)

RTKLIBのMATLAB wrapperであるMatRTKLIB。Demoを見る限り単なるMATLAB bindingだけでなく色々と拡張している様。本件、千葉工大 鈴木先生から直接連絡頂きました。いつも、ありがとうございます。

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2024/07/08

QZSSの衛星番号/IDやPRN番号をICDをちゃんと読んで整理しておこう。はっきり言って複雑すぎ。

Satellite Launch Block Orbit SV No SV ID RINEX
Sat ID
PRN Number
L1C/A L1C L1S L1Sb L1C/B L2C L5 L5S L6D L6E
QZS-1 2010/9/11 I-Q QZO 1 1 J01 193 193 183 - - 193 193 - 193 -
QZS-2 2017/6/1 II-Q QZO 2 2 J02 194 194 184 - - 194 194 184 194 204
QZS-3 2017/8/19 II-G GEO 3 7 J07 199 199 189 137 - 199 199 189 199 209
QZS-4 2017/10/9 II-Q QZO 4 3 J03 195 195 185 - - 195 195 185 195 205
QZS-1R 2021/10/26 IIA-Q QZO 5 4 J04 196 196 186 - (203) 196 196 186 196 206
QZS-5 JFY2024 ? III-Q QZO 6 5 J05 (197) 197 - - 204 - 197 - 197 207
QZS-6 JFY2025 ? III-G GEO 7 8 J08 (200) 200 - - 205 - 200 205 200 210
QZS-7 JFY2025 ? III-G QGEO 8 9 J09 (201) 201 - - 206 - 201 206 201 211
... ... ... ... ... ... J10 202 202 - - 202 - 202 - 202 212

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何故かQZSSが5機受かっている。現在運用中のQZSS衛星は4機のはずなのでどこかおかしい。多分、L5SのPRNから衛星IDに変換するコードのバグだな。

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2024/07/06

ver.0.13でやりたいことは大体やったので、不具合修正は除いて、次は少し先になる予定。追加するとすると、BOC用Bump Jump、D-PのCombined Tracking、マルチパス抑制多点相関器、位か。搬送波位相の実装がいい加減なのも直した方が良いかも。deeply-coupled INS integrationとか、MAX2771版Spider SDRとかは、気が向けばという感じ。いずれにしても基本となるPLLやDLLのアルゴリズムは最初のシンプルなPythonコードからほとんど変更していないので、ユーザが好きな様に拡張して楽しんでもらえたらと思う。

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Pocket SDR FE 4CHについていくつか注意点を。

(1) USB 3.0で動作させるためには、USB 3.0または3.2対応のtype-Cケーブルが必要。1本600円以下の安いtype-Cケーブルは、ほぼ、USB 2.0またはPD専用ケーブルなので注意。USB 2.0は転送速度 480 Mbpsなので、24 MHzサンプリング (48 MB/s) では正常動作しない。Super Speed (5 Gbps) 動作しているかどうかは pocket_scan.exe を実行して SPEED=SUPER となっていることで確認できる。ケーブルが太くて、取り回しがあんまり良くないけどこれは仕方ないのでしょうね。
(2) RF回路の特性は実装状況やMAX2771個体にかなり依存する。ほぼ同一回路で5台ほどFEを作成した範囲では、スプリアス、DCオフセット、IQインバランス、LNAゲイン等は、個体毎またはCH毎にかなりばらついている。エイジングや動作温度の影響も大きいかも。といっても、実信号受信では、若干のC/N0の差はあるが、動作には問題ない場合が多い。
(3) 受信動作中にAPが異常終了した場合、FEが正常動作しなくなる場合がある。これはFEにSTOPコマンドが送られない状態となっているためで、この場合、USBケーブルを抜き差ししてFEをリセットして下さい。一応RESETコマンドも実装したのだけれど、現行F/Wでは正常動作しない様。
(4) 48 MHzサンプリングは、MAX2771の仕様 (44 MHzまで) 範囲外動作のため、(手元にある5台は全て正常動作しているが) 動作しない場合、あきらめて下さい。
(5) EZ-USB FX3のパッケージはBGAなので自作リフローは難易度が高い。ハンダ付の目視確認ができないし、修正は実質再加熱位しか方法がない (剥がして、リボールして、再リフロー、も不可能ではないが...)。チャレンジする場合は、リフロー温度に注意。有鉛ハンダペーストの融点 (190度位) に合わせて、225度までしか温度を上げていなかった際にハンダ付不良が続出した。これはBGAの無鉛ハンダボールが十分に融解していなかったのが原因と推定。235度×30秒を確保し、かつ溶けたかどうか、ピンセットでツンツンして確認する様にしてからは、安定して付いている様。Koizumiのオーブントースター (参照) ではツンツンできないので、これ (参照) を使っている。FE 4CHの実装にはちょっと小さいのだけど、リフロー中に状況を確認しながらその場で修正できるので重宝している。お勧め。
(6) macOSは、USBデバイスの認識が遅い様でケーブルを接続して10秒以上はかかる。デバイスが見つからないとエラーが出たら、少し待ってから再試行ください。
(7) 今確認したら、EZ-USB FX3 (CYUSB3014-BZXC)、Digikeyで@\5,000以上する (参照)。高すぎるので、アリエクで安く売っているのを探すのがお勧め (@\400位で売っている、安すぎるのは少し怪しいが)。なお、EZ-USB FX3シリーズと言っても、少し安く買える CYUSB2014-BZXXは、USB 2.0までにしか対応していないので注意。
(8) MAX2771のHigh-band LNAとLow-band LNA切り替え用にRFスイッチを入れたのだけれど、スイッチを切り替えてもほとんど特性に差が出ないので、もしかすると必要なかったかもしれない (データシートを見ると少しは差があるみたいだが)。なお、このスイッチはF/WでMAX2771のLNAMODE設定を見て自動的に切り替えている (pocket_fw_v3.c, L270参照)。

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2024/07/04

https://github.com/tomojitakasu/PocketSDR

Pocket SDR ver.0.13 released.

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新基板2台目 (No.5) 実装した。動作は特に問題ない。スプリアスのレベルもNo.1, No.2に比較して十分低い様だ。

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2024/07/02

Pocket SDR FE 4CHの新基板実装した。特に問題なく動いているので、これでやっと公開できそう。

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2024/07/01

Murata SCH16T-K01 (参照) 届く (下)。bynav M20D (上) と組み合わせたHATに載せる予定だが、いつになることやら。

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〜2024/06/30


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