日記・備考録 |
2005 |
2006 |
2007 |
2008 |
2009 |
2010 |
2011 |
2012 |
2013 |
2014 |
2015 |
2016 |
2017 |
2018 |
2019 |
2020 |
2021 |
2022 |
2023 | 2024/
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12 |
2025 Search |
June | July 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 |
August | Home |
....................................................................................................................................
SCH16T-K01用mini EVK基板 (左) (右はSCH63T用mini EVK基板、参照)。基板は2層5枚で$2.96也 (送料込)。JLCJLCJLCJLCを入れ忘れたので表に大きく発注番号のシルクが入ってしまった。
....................................................................................................................................
MatRTKLIB (https://github.com/taroz/MatRTKLIB)
RTKLIBのMATLAB wrapperであるMatRTKLIB。Demoを見る限り単なるMATLAB bindingだけでなく色々と拡張している様。本件、千葉工大 鈴木先生から直接連絡頂きました。いつも、ありがとうございます。
....................................................................................................................................
QZSSの衛星番号/IDやPRN番号をICDをちゃんと読んで整理しておこう。はっきり言って複雑すぎ。
Satellite | Launch | Block | Orbit | SV No | SV ID | RINEX Sat ID |
PRN Number | |||||||||
L1C/A | L1C | L1S | L1Sb | L1C/B | L2C | L5 | L5S | L6D | L6E | |||||||
QZS-1 | 2010/9/11 | I-Q | QZO | 1 | 1 | J01 | 193 | 193 | 183 | - | - | 193 | 193 | - | 193 | - |
QZS-2 | 2017/6/1 | II-Q | QZO | 2 | 2 | J02 | 194 | 194 | 184 | - | - | 194 | 194 | 184 | 194 | 204 |
QZS-3 | 2017/8/19 | II-G | GEO | 3 | 7 | J07 | 199 | 199 | 189 | 137 | - | 199 | 199 | 189 | 199 | 209 |
QZS-4 | 2017/10/9 | II-Q | QZO | 4 | 3 | J03 | 195 | 195 | 185 | - | - | 195 | 195 | 185 | 195 | 205 |
QZS-1R | 2021/10/26 | IIA-Q | QZO | 5 | 4 | J04 | 196 | 196 | 186 | - | (203) | 196 | 196 | 186 | 196 | 206 |
QZS-5 | JFY2024 ? | III-Q | QZO | 6 | 5 | J05 | (197) | 197 | - | - | 204 | - | 197 | - | 197 | 207 |
QZS-6 | JFY2025 ? | III-G | GEO | 7 | 8 | J08 | (200) | 200 | - | - | 205 | - | 200 | 205 | 200 | 210 |
QZS-7 | JFY2025 ? | III-G | QGEO | 8 | 9 | J09 | (201) | 201 | - | - | 206 | - | 201 | 206 | 201 | 211 |
... | ... | ... | ... | ... | ... | J10 | 202 | 202 | - | - | 202 | - | 202 | - | 202 | 212 |
-------------------------------------
何故かQZSSが5機受かっている。現在運用中のQZSS衛星は4機のはずなのでどこかおかしい。多分、L5SのPRNから衛星IDに変換するコードのバグだな。
....................................................................................................................................
ver.0.13でやりたいことは大体やったので、不具合修正は除いて、次は少し先になる予定。追加するとすると、BOC用Bump Jump、D-PのCombined Tracking、マルチパス抑制多点相関器、位か。搬送波位相の実装がいい加減なのも直した方が良いかも。deeply-coupled INS integrationとか、MAX2771版Spider SDRとかは、気が向けばという感じ。いずれにしても基本となるPLLやDLLのアルゴリズムは最初のシンプルなPythonコードからほとんど変更していないので、ユーザが好きな様に拡張して楽しんでもらえたらと思う。
-------------------------------------
Pocket SDR FE 4CHについていくつか注意点を。
(1) USB 3.0で動作させるためには、USB 3.0または3.2対応のtype-Cケーブルが必要。1本600円以下の安いtype-Cケーブルは、ほぼ、USB
2.0またはPD専用ケーブルなので注意。USB 2.0は転送速度
480 Mbpsなので、24 MHzサンプリング (48 MB/s)
では正常動作しない。Super Speed (5 Gbps)
動作しているかどうかは pocket_scan.exe を実行して
SPEED=SUPER となっていることで確認できる。ケーブルが太くて、取り回しがあんまり良くないけどこれは仕方ないのでしょうね。
(2) RF回路の特性は実装状況やMAX2771個体にかなり依存する。ほぼ同一回路で5台ほどFEを作成した範囲では、スプリアス、DCオフセット、IQインバランス、LNAゲイン等は、個体毎またはCH毎にかなりばらついている。エイジングや動作温度の影響も大きいかも。といっても、実信号受信では、若干のC/N0の差はあるが、動作には問題ない場合が多い。
(3) 受信動作中にAPが異常終了した場合、FEが正常動作しなくなる場合がある。これはFEにSTOPコマンドが送られない状態となっているためで、この場合、USBケーブルを抜き差ししてFEをリセットして下さい。一応RESETコマンドも実装したのだけれど、現行F/Wでは正常動作しない様。
(4) 48 MHzサンプリングは、MAX2771の仕様 (44
MHzまで) 範囲外動作のため、(手元にある5台は全て正常動作しているが)
動作しない場合、あきらめて下さい。
(5) EZ-USB FX3のパッケージはBGAなので自作リフローは難易度が高い。ハンダ付の目視確認ができないし、修正は実質再加熱位しか方法がない
(剥がして、リボールして、再リフロー、も不可能ではないが...)。チャレンジする場合は、リフロー温度に注意。有鉛ハンダペーストの融点
(190度位) に合わせて、225度までしか温度を上げていなかった際にハンダ付不良が続出した。これはBGAの無鉛ハンダボールが十分に融解していなかったのが原因と推定。235度×30秒を確保し、かつ溶けたかどうか、ピンセットでツンツンして確認する様にしてからは、安定して付いている様。Koizumiのオーブントースター
(参照) ではツンツンできないので、これ (参照) を使っている。FE 4CHの実装にはちょっと小さいのだけど、リフロー中に状況を確認しながらその場で修正できるので重宝している。お勧め。
(6) macOSは、USBデバイスの認識が遅い様でケーブルを接続して10秒以上はかかる。デバイスが見つからないとエラーが出たら、少し待ってから再試行ください。
(7) 今確認したら、EZ-USB FX3 (CYUSB3014-BZXC)、Digikeyで@\5,000以上する
(参照)。高すぎるので、アリエクで安く売っているのを探すのがお勧め
(@\400位で売っている、安すぎるのは少し怪しいが)。なお、EZ-USB
FX3シリーズと言っても、少し安く買える CYUSB2014-BZXXは、USB
2.0までにしか対応していないので注意。
(8) MAX2771のHigh-band LNAとLow-band LNA切り替え用にRFスイッチを入れたのだけれど、スイッチを切り替えてもほとんど特性に差が出ないので、もしかすると必要なかったかもしれない
(データシートを見ると少しは差があるみたいだが)。なお、このスイッチはF/WでMAX2771のLNAMODE設定を見て自動的に切り替えている
(pocket_fw_v3.c, L270参照)。
....................................................................................................................................
https://github.com/tomojitakasu/PocketSDR
Pocket SDR ver.0.13 released.
-------------------------------------
新基板2台目 (No.5) 実装した。動作は特に問題ない。スプリアスのレベルもNo.1, No.2に比較して十分低い様だ。
....................................................................................................................................
Pocket SDR FE 4CHの新基板実装した。特に問題なく動いているので、これでやっと公開できそう。
....................................................................................................................................
Murata SCH16T-K01 (参照) 届く (下)。bynav M20D (上) と組み合わせたHATに載せる予定だが、いつになることやら。
....................................................................................................................................
Home | by T.Takasu |